G20大阪サミット開催の中、大阪の街を歩いてみる

雑感類

阪神高速道路の入口に立てられた、封鎖を知らせる看板(恵美須町にて)

6月28日、29日の2日間、大阪の街はかつてないほどの緊迫感に包まれていた。世界各国の首脳が大阪市内に集ったためである。その影響を、大阪市および近隣各所、主要交通機関等において、垣間見ることができた。

大阪市内の阪神高速道路や近辺の幹線道路等は軒並み通行止めであるばかりか、警察の車が入口に張っていたという始末だ。不審な車の強行突破を防ぐためだろう。すっかり歩き慣れた大阪日本橋のでんでんタウンも、この日ばかりは南側(サイゼリヤ付近)の方で緊迫感が漂っていたように思う。

また、日本国内のサミット開催ということで、列車内外、駅各所のゴミ箱、コインロッカーの使用禁止は徹底されていた(もっとも駅の外の商業施設等では問題なく利用できたのだが)。各国首脳は当然のことながら国賓の扱いであるため、防犯対策としてはそれで良いのだろう。しかし、利用者にとってはかなり窮屈な思いをしなければならなかったことも事実だ。車内美化を呼びかけつつも「発生したゴミを持ち帰るように」などと言っていた列車内の案内放送が、何だか他人事のように聞こえてしまった。

大阪シティ交通についても、ニュートラムの中ふ頭駅での乗車・下車ができないという案内放送が繰り返し流されていた。これも当然の処置だろうとは思う。普段使えるはずの施設を、何が何でも使わせないという心意気が感じられた。

G20サミットは昨日をもって終わりを告げ、今日からまた、いつもの大阪の街が戻ってくることになるだろう。それでも、これから先、今般のような異様な光景は何度か見られることになるかもしれない。そのときは、いったいどんな姿を見せてくれるのだろうか。

 

私自身は別の目的があって大阪市内を歩いていたのだが、今回かなり貴重な経験をすることができたので、ここに記しておくこととする。