【乗車記】ハローキティ新幹線(山陽新幹線、500系こだま)

2019年7月14日鉄道

姫路駅に入線するハローキティ新幹線

新大阪から博多まで、ほぼ毎日、1往復運転している「ハローキティ新幹線」。

この新幹線に乗車する機会があったので、とりあえず感想を書いてみることとする。なお、今回の乗車区間は姫路から新大阪まで(上り)。

 

列車概要

2018年6月30日より運行を開始している、ハローキティ等のサンリオのキャラクターがラッピングされたJR西日本500系新幹線。ハローキティに合わせてか、車体はピンク色を基調としている。運行区間は、上述の通り、新大阪から博多まで。

上で「ほぼ毎日」と書いたのは、整備・点検等の都合上、運転されない日があるため。乗車を計画する折にスケジュールの確認を忘れずに。

運行系統は「こだま号」であるため、新大阪から博多まで、山陽新幹線内の各駅に停まる。道中で何度ものぞみ号やみずほ号などに追い抜かれるダイヤとなっており、待避による長時間停車もあるので、余裕ある乗車計画を立てる必要がある。

 

車両

ハローキティ新幹線のロゴが描かれた先頭車両

全8両編成で、ホームの中ほどに停まる(ホーム各所に8両用のこだま号の停車位置が記されている)。なお、1号車と8号車にある運転席付近の出入口はない。

他の新幹線用車両と違い、白とピンクのカラーリング、おまけにオリジナルのロゴマークやサンリオのキャラクターも各所に描かれていることから、かなり目立つ。

 

車内

3号車から7号車については、他の新幹線とほぼ同じのため割愛する(ただし、500系のため、コンセントのある席は少ないことに注意。また、指定席車である6号車と7号車は4列の座席となっている)。

 

1号車

記念撮影用のフォトスペースやらちょっとしたラウンジ席やら土産物等の売店やら、なかなか賑やかな車両となっている。売店では、沿線の名産品を季節ごとに販売しているようだ。運行期間中、何度かにわたって乗りたくなるものだ。

 

2号車

1号車側の出入口をくぐり抜けてすぐ右手のところに、ハローキティの特大フィギュアがある。大阪から博多までのエリアを中心としたイラストもあって、思わずじっと眺めたくなる。

また、座席シートがハローキティのものとなっている。座るのがもったいないくらいの可愛さだ。この飾り様と言ったら、JR四国のアンパンマン列車を思い起こさせてくれる。

なお、この車両は自由席車のため、気軽に立ち寄ることができる反面、繁忙期等は取り合いになること必至だろう。

 

余談:8号車

8号車の運転席側に、運転席を模したエリアが備え付けられている。これは他のJR西日本500系新幹線でもそうなっており、ハローキティ新幹線だけに用意された特別席というわけではない。

しかし、他の会社(JR東日本・JR東海)の新幹線では決して見られない光景でもあるだろうし、せっかく500系に乗ったのだから、その記念に撮っておくことにしたわけである。

 

乗車した感想

乗車時間は30分程度とわずかだったものの、JR西日本の力の入れっぷりが良く分かる貴重な機会を堪能することができたように思う。ハローキティの可愛さもあいまって、なかなか楽しい旅路になった。

昨年5月まで運行されていた「500 TYPE EVA」に代表されるように、JR西日本が500系新幹線を活用する取組みは以前から何度も続いている。山陽新幹線公式キャラクター「カンセンジャー」のモデルが500系新幹線というくらいだから、相当な力の入れようと言えるだろう。

500系新幹線が新大阪駅から東京方面を走ることはなくなって久しいが、山陽新幹線ではまだまだ現役で頑張ってくれているということを、今回の企画を通して思い知った。

現在、この系統の車両はほぼ間違いなくこだま号専用となっており、乗車する機会はそうそうあるものではないだろう。けれども、また機会があれば乗車してみることにしたいところだ。