【感想】『クロノ・トリガー』『クロノ・クロス』のオーケストラアレンジ版CD2枚組「CHRONO ORCHESTRA Arrangement BOX」発売!

2019年9月4日音楽

「CHRONO ORCHESTRA Arrangement BOX」ロゴ画像(Amazon.co.jpから)

以前当サイトでお伝えした『CHRONO ORCHESTRA Arrangement BOX』が、ついに本日発売となり、私にも無事に手元に届いた。

そのことについて、この記事では楽曲の感想も含めてまとめることとしたい。

 

商品情報(外部サイト)

 

「CD Box」ギャラリー

 

『クロノ・トリガー』版

 

曲目

  1. 予感 / クロノ・トリガー
  2. 朝の日ざし / ガルディア王国千年祭 / ゴンザレスのお歌
  3. 風の憧憬 / カエルのテーマ
  4. 世界最期の日 / ロボのテーマ
  5. 時の最果て
  6. 魔王城 / 錯乱の旋律 / 魔王決戦
  7. 時の回廊 / サラのテーマ
  8. エピローグ 〜親しき仲間へ〜

 

感想

やはりと言うべきか、評判の良い曲が中心のラインナップとなった。その分、期待通りの良いオーケストラアレンジとなっており、実に心地の良い40分間だったと思う。

特筆すべきは、やはり最後のトラック『エピローグ 〜親しき仲間へ〜』だろう。これは、オルゴール部分の前半と後半との間に、各キャラクター(エイラ、カエル、サラ、ロボ)のテーマが組み込まれているという、『クロノ・トリガー』のファンならば感動モノの構成となっている。

このように、原曲のイメージを良い意味でぶち壊しにしてくれたことには驚きを隠せない。とても良い判断、良い仕事であったように思う。この最後の一曲を聴くというだけでも、このCDを買う価値は十分にある。

 

『クロノ・クロス』版

 

曲目

  1. CHRONO CROSS 〜時の傷痕〜
  2. アルニ村 ホーム / 夢の岸辺に アナザーワールド
  3. 疾風 / 死線
  4. 星を盗んだ少女 / 時のみる夢
  5. 運命に囚われし者たち
  6. 凍てついた炎 / 龍神
  7. 時の闇にて / 生命 〜遠い約束〜 / 回想 〜消せない想い〜
  8. RADICAL DREAMERS 〜盗めない宝石〜

 

感想

こちらも評価の高い曲がズラリ。圧巻のOPテーマである『時の傷痕』からEDテーマの『盗めない宝石』まで、濃密な40分間を味わうことができる。

ここで一曲取り上げるとすれば、『運命に囚われし者たち』だろうか。ストーリーとしてもゲームそのものとしても、同作屈指のトラウマポイントとして有名な「タイムクラッシュ爆心地」における思い出を、これでもかと重厚な演奏とともに蘇らせてくれる一曲となっている。ソロアレンジとなっているのも、制作側がその重大性を理解してのこと、だと思いたい。

EDテーマの『盗めない宝石』も、ボーカルのない今作ではまた違った味わい方できるのではないかと思う(原曲よりもゆったりめのアレンジになっている)。気分の心地よいままにアレンジCDを締めくくるには、実に良いものだ。

 

CD BOX限定特典CD

BOXの2枚組CDの下に埋め込まれていたCDこそ、このBOXの特典CDである「ピアノアレンジ版」だ。

このBOXを受け取った当初は私もすっかり存在を忘れていたが、後になって思い出し、箱の下を開けてみたところ、無事に(?)見つかったというものである。

こちらはまだデータ販売されていないため、聴くにはBOXを購入するしかない。

 

曲目

  1. CHRONO CROSS 〜時の傷痕〜
  2. サラのテーマ
  3. 星を盗んだ少女
  4. クロノ・トリガー

 

感想

『サラのテーマ』や『星を盗んだ少女』は、もともとが静かでゆったりめな曲調である分、ほぼ順当と言えるアレンジに仕上がっている。聴けば聴くほど心が落ち着くというものだ。

それに対し、『時の傷痕』と『クロノ・トリガー』は動きの激しい楽曲であるために、どうアレンジされるか気になっていたが、取り越し苦労だった。動と静をうまく演じ分けており、しかも独自の旋律もうまく曲にマッチしているなど、こちらも聞き応えたっぷりな曲であることに相違ない。

たった4曲という特典ながらも、非常に濃密な25分間を味わえるはずだ。