【乗車記】京阪本線 特急プレミアムカー(京橋→祇園四条)

鉄道

京阪「プレミアムカー」乗車案内(京橋駅にて)

先月某日、JR神戸線・JR京都線の新快速のAシートに続き、とうとう京阪電車の「プレミアムカー」に乗車することが叶ったので、そのことについて簡単に書いてみたい。

 

車両概要

大阪の淀屋橋駅・京橋駅から、京都の三条駅・出町柳駅までを、およそ50分で結んでいる京阪電車の特急。この列車の6号車に連結されているのが「プレミアムカー」である。ただし、全ての特急に備わっているわけではなく、一部列車では連結されていないので注意が必要。

この車両は全席指定制で、乗車日の14日前の10時より予約することが可能。上記サイトより空席照会を行うこともできる。

また、専用の指定席券の料金は距離別式を採用しており、区間によって400円または500円となっている(府境をまたがる場合は500円、府内の場合は400円と見て良い)。

 

購入時の注意

京橋駅や祇園四条駅などの特急停車駅では、「プレミアムカー」指定席券の販売窓口がある。普通の券売機では指定不可で、専用窓口での購入しかできないので、注意されたい。

京阪「プレミアムカー」販売窓口(京橋駅にて)

 

車内の設備

座席

「プレミアムカー」1人席

座席の配置は2+1の3列方式。座席自体は幅が割と広めに取られているのが特徴で、大阪から京都までの旅路をゆったりと過ごすことができる。

 

眺望

京阪「プレミアムカー」車内の様子

窓がかなり大きめであるため、眺望はなかなか良い。特に、樟葉駅から中書島駅まで、ちょうど府境をまたぐ際には、周辺が長閑な山間となっているため、周囲の状況をチェックしておくと良いだろう。

 

Wi-Fi・コンセント

車内にはWi-Fi設備が整っており、通信状況が良ければ無料でインターネットに接続できる。また、コンセントもアームレストに備わっており、モバイル機器等の充電も可能だ。

「プレミアムカー」アームレストに備わっているコンセント差込口

 

机も思ったより広めになっており、標準的な特急列車よりも少し使いやすいように感じる。なお、網ポケットには、プレミアムカーそのものや車内販売についての案内が入っている。

「プレミアムカー」机の様子
「プレミアムカー」車内販売の案内

 

乗車した感想

「プレミアムカー」座席指定券

京阪電車の特急は、JR西日本の新快速や阪急電車の特急と比べると、どうしても時間がかかってしまう。それにもかかわらず、乗車中は本当にあっという間の旅路のように感じられて、実に心地良いひと時を楽しむことができた。

この車両を設けた狙いは、おそらく、「時間がかかる」というデメリットを逆手にとり、目的地に達するまでの間、十分にくつろいでもらうことにあるのだろう。そういう意味合いでこれを利用するのであれば、500円(または400円)という料金設定はかなり破格のように感じる。

JR西日本の新快速とは違い、京都の中心部の一つである四条にダイレクトにアクセスできるのは京阪の魅力と言って良い(阪急も四条の烏丸や河原町に駅があるので、京阪だけとは言えない)。今後、新快速の「Aシート」が拡充されようとも、この点でも京阪の優位性は揺るがないだろう。

 

全体としてはもう一度、いや、何度でも乗りたくなる印象で、プレミアム感たっぷりの旅路を味わえる。京都に観光に行く際には、是非一度利用してみてはいかがだろうか。