【感想】『カービィ! メモリアルアレンジ』

音楽

『カービィ! メモリアルアレンジ』ジャケット画像(Amazon.co.jpから)

「Apple Music」等で聴ける「星のカービィ」の音楽のうち、今回は『カービィ! メモリアルアレンジ』を紹介する。

 

楽曲の概要

この楽曲群はもともと『星のカービィ 25周年記念オーケストラコンサート』のCDに付属していた「オマケCD」のようなものだった。

しかし、肝心の内容は「オマケ」とは思えないほど充実しており、独立したCDとして販売されていても決しておかしくないほどである。実際、配信では『25周年記念オーケストラコンサート』とは独立している。

 

収録されている楽曲の簡単な説明は、公式サイトの試聴ページにて掲載されている。

 

感想

『オーケストラコンサート』に同じく、『星のカービィ』シリーズの様々な楽曲のアレンジ音楽が楽しめる、非常に贅沢な楽曲群となっている。お馴染みのものからちょっと「通」なものまで、実に幅広い。

こちらは全体的にポップ調であり、いつでも気軽に聴ける印象だ。全ての楽曲を合わせても40分程度と比較的短いため、ちょっと時間の空いているときなどに聴くのも良いだろう。また、ボーカル曲も3つほどあり、どれもこれも思わず口ずさみたくなるような歌詞も特徴的だ。

 

どの楽曲も非常に聴きごたえがあって大変よろしいのだが、そんな中でも個人的にツボだったのは「リンゴジュースのうた」。これは『バトルデラックス』からの選曲で、カービィみたいな「強いひと」を目指して頑張ろうとするワドルディの心情を歌ったものだそうだ。最初から最後まで、ポップな音楽に乗せて、能天気ながらも健気なストーリーが展開されている。

もう一つ挙げるとすれば、トラック冒頭の「ビッグバンド! カービィ」も素晴らしい。初代カービィからの選曲で、このゲームをご存じの方にとっては感動モノなのだが、特筆すべきは「当初打ち込みの予定だったのが生演奏になった」というところである。これにより、贅沢なジャズ調サウンドを堪能できるという。製作陣には頭が下がる思いだ。