【乗車記】南海電鉄高野線 特急「こうや」(新今宮←→橋本)

2020年1月4日鉄道

橋本駅に停車中の南海31000系電車(特急「こうや」運用)

先日、高野山へ行く際に、南海電鉄高野線を走る特急「こうや」に乗ってきたので、そのことについて簡単に書くこととしたい。

 

列車概要

南海31000系電車の種別幕および方向幕

南海難波駅と極楽橋駅とを、堺東駅、河内長野駅、林間田園都市駅を経由している特急列車。

運行時間帯は主に日中で、1時間に1本程度のペースで運行される。一方、夕方以降は、橋本駅で折り返す「りんかん」号が運行されるようになっている。

極楽橋駅と高野山駅とを結ぶケーブルカーとの接続を考慮したダイヤになっているのも特徴だ。とは言え、接続地点である極楽橋駅でゆっくり目に歩いてもまず間に合うようになっているので、乗り換えの際にあまり急がなくても大丈夫。

 

特急券について

新今宮駅の特急券用券売機(右側が「こうや」「りんかん」用)

南海電鉄の特急に乗車するには、特急券を別途求める必要がある。記事公開時点での特急料金は、堺東駅以遠と極楽橋駅との間で790円、それ以外は520円となっている。

特急券は専用のWebサイトで予約できる他、乗車間際に専用の券売機で購入することも可能だ。

なお、座席は全席指定制となっているため、基本的には特急券を事前に購入しないと乗車できない。当列車は多客期を除いては基本的に4両での運転となっており、席数にあまり余裕はない。特に観光シーズン中は席がすぐに埋まることも予想されるので、ご予約はお早めにどうぞ。

 

車内設備

南海31000系電車の2号車に設置されている自動販売機

座席後部には簡易テーブルが設置されている。また、2号車の車内デッキに飲料の自動販売機が置かれている。トイレは3号車にある。

この他には、これといって特筆すべきことはない。コンセントの備え付け等もないので、高野山での観光時も含め、スマートフォン類のバッテリーには気をつけよう。

 

乗車した感想

新今宮駅発車時点での「こうや」車内の様子

乗車したのが元日ということもあってか、指定券の当日購入自体は容易だった。けれども、世界遺産の高野山と、大阪中心部とを結んでいるということだけあってか、それなりに席は埋まっていたように思う。

天下茶屋を過ぎて以降は、途中の駅での人の出入りというのはほとんどなく、ほとんどの方が高野山に向かっている方、あるいは高野山から帰ってくる方ばかり。乗降が激しかったのは新今宮か天下茶屋といったところで、南海難波まで乗り通している人はあまりいなかった(乗り換える分には前者2駅の方が利便性は良い)。

私のように橋本駅で乗降している人というのも、ほぼいないと思う。私自身がこうなったのは、往路は特別列車「天空に乗るため、復路は橋本駅まで各停で行っていたためだった。我ながら、結構な無計画ぶりだと思う(苦笑)。

橋本駅から極楽橋駅まで、急勾配が続く区間をどんな感じで進んでゆくか、ここを味わえなかったのが、少々心残りだ。これは次回以降に持ち越すしかなかろう。

 

特急列車としては割安な部類で、JRの特急とは違って気軽に乗れてしまうのも強みだ。それだけに、高野山に再度観光に行く際もお世話になることだろう。今度こそは、全区間を乗り通すようにしたいところである。