【写真】一畑電車7000系電車

2020年1月9日鉄道

電鉄出雲市駅に停車中の一畑電車7000系電車(特急出雲大社前駅行き)

この記事は、一畑電車の中でも現時点で最新鋭の車両である「一畑電車7000系電車」について書くこととする。

 

簡単に説明

この車両はつい最近走り始めたばかりで、2016年にまず1両が導入され、翌年の2017年には2両、翌々年の2018年には1両が追加導入されたという。

この車両は、一畑電車としては、およそ86年ぶりとなる新型車両であった。車体のベースは「JR四国7000系電車」で、電気機器については「JR西日本225系電車」で使用されたものを流用することにより、製造コストの削減を図っている。また、LED照明等の最新鋭の設備導入により、節電についても効果を発揮しているとのこと。

また、他の実働中の車両にない特徴として、両運転台を採用することにより、1両での走行が可能となっている、という点がある(なお、JR四国7000系電車にも両運転台のものが存在する)。実際、たまに1両での運転がなされることがあり、閑散帯における運用コストの削減にも一役買っている、と言えるだろう。

なお、出雲大社前駅にて公開されている「一畑電車デハニ50系・52号」は両運転台である。

 

車体

出雲大社前駅に停車中の一畑電車7000系電車(急行松江しんじ湖温泉駅行き)

一畑電車のイメージカラーであるオレンジ色が上下に塗られているものの、メインカラーは白で、他の在籍車両よりもモダンなデザインとなっているのが特徴だ。方向幕は他の在籍車両よりも割と大きめのLED式を採用している。

車体側面には、それぞれ島根の名所等をイメージした絵柄が描かれており、車体のアクセントカラーもその絵柄に沿ったものとなっている。

  • 車番7001:出雲大社(出雲市)
  • 車番7002:宍道湖(松江市)
  • 車番7003:棚田(雲南市、奥出雲町、浜田市等)
  • 車番7004:三瓶山(大田市)
急行松江しんじ湖温泉駅行きを示す、一畑電車7000系電車のLED方向幕

 

車内

一畑電車7000系電車の車内。ボックス型のクロスシートとロングシートの組み合わせに、対称的な座席位置である

ドアは2扉で、ワンマン運転に対応できるようになっている。車両真ん中の「扉のような何か」は当然開かない。そして、その真ん中に自転車の固定スペースがある(知らない方のために、一畑電車では自転車を輸送することができる)。

運転席のそばには両替機付きの運賃箱と料金表用モニターが備え付けられている。

座席は4人がけのボックス型クロスシートと、ロングシートを組み合わせたものとなっている。ボックス席から車窓を眺めるも良し、ロングシートでのんびり揺られるも良し。色々な場面で利用できると言えるだろう。

 

しまねっこのフィギュア

一畑電車7000系電車(車番7001)のしまねっこ(勾玉所持)

車両の真ん中あたりには、しまねっこの大きなフィギュアが鎮座している。そして、全4両とも、上述の車体のデザインに沿ったものを持っている。

  • 車番7001:勾玉(出雲大社との関わりは深い)
  • 車番7002:しじみ(宍道湖の名産品)
  • 車番7003:おにぎり(棚田のお米)
  • 車番7004:ドングリ(三瓶山に生い茂っている)

また、しまねっこ付近の壁にも、持っているものと同じようなのがデザインされている。

一畑電車7000系電車、しまねっこの付近にある壁(車番7001)

 「ご縁電車しまねっこ号II」にあるしまねっこのフィギュアと比べてみるのも良いかもしれない。よく見ると造形が少し異なっていることが分かる。

 

「いちごいちえ」は、松江と出雲を結ぶ地域鉄道「一畑電車」、および島根県観光キャラクター「しまねっこ」を応援しています。